心の悩みや生き方の本、心理関係、子育てについての古本を集めています。
映画や音楽、美術関係もほんの少々ですが集まってきています。
ちょっと古い古本、すごく古い本、古すぎて紙魚だらけの本などもあります。
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愛と性 結婚
幼児期に満たされなかった欲求不満の解消のために、人は結婚する、という心理学者がいる一方で、純粋に血統書のついた自分の子孫を残すために、結婚という制度を作り上げたという人もいる。皆、自分の寄って立つ立場で、「結婚」を語っている。さぁ、結婚についてのお話の始まりです。

●愛と結婚について ke-1
亀井勝一郎著/大和書房/1979年新装版2刷/定価850円/程度C 帯無
売価2000円

愛と思索は同一のものというバイロンの言葉を引きつつ、愛とは何だろうということを論じてある古典的名著。
1969年の初版ですから半世紀も前に書かれています。それにしては、今読んでも色あせていません。よく大人は「経験」をふりまわしますが、「経験」とは自分の生きてきたことへの反省と思考の加わったもので、ただ生きたということではありません。なんて書いてある言葉を読むと、頭を垂れるほかありません。
 13.5p×18.5p、256p


結婚の起源--女と男の関係の人類学 ke-2
ヘレン・E・フィッシャー著/草思社/1993年新装5刷/定価1850円/程度C 帯有
売価1000円


男と女はなぜいっしょになるのか?・・・かって人は、木からおり、二本足で歩き直立した。大きな乳房とペニスをもつようになった。そのことが人の性に変化をもたらした・・・。人類学者の著者が、結婚の起源を解き明かす 。人類学的に言えば、自分の子孫を残すことが適者生存の勝利者となるのだそうだ。13.5p×19.5p、268p

結婚入門 ke-3
アン・テイラー、フレミング著/アーティストハウス/定価1600円/程度C 帯無 夫側表紙に値札のはがし痕大
売価1000円

妻の場合と夫の場合とが、本の半分づつ、ひっくり返して作ってある珍しいタイプの本。
物語の中から見えてくる夫婦の有り様。
結婚なんて、正気の沙汰じゃない。人生すべてを、幸せすべてを、ひとりの人間にゆだねてしまうのだから。たとえ最高の相手と結婚したとしても、ときには物足りなく感じるし、・・・、と。
13.5p×19.5p、145p+139p


●結婚帝女の岐れ道 ke-4
上野千鶴子対信田さよ子/講談社/2004年初版/定価1700円/程度B 帯の端々の破れ
売価1000円


結婚か、非婚か。「30代・女」の瀬戸際の攻防。
負け犬か、勝ち犬か?降りるか、降りないか?やるか、やられるか?去るも地獄、残るも地獄の女の現実 を気鋭の社会学者とカウンセラーが徹底的に解剖する!。 帯にそう書いてある。
当代随一の論客上野千鶴子に、信田さよ子がどこまで立ち打ちできるか、見ものです。
   14p×20p、289p 

●この人たちの結婚---明治大正名流婚 ke-5
林えり子著/講談社/1997年初版/定価1700円/程度C 帯有 小口底に黒マジック線
売価1000円


うつろう愛のかたちと帯にあり、有名な方々の名前があります。夏目漱石や桂春団治など22人の結婚のあり方や形態。時代が変われば人と人との関係も変わるんですね。
でも、明治の女性たちって、結構たくましいんですよね。ちゃんと、自分を保って男に迫っている。あっぱれ!
13.5p×19p、301p


●結婚は「すべて」か---おんなをめぐる意識・文化 ke-6
高柳美知子・山科三郎・柴田悦子共著/学習の友社/1985年初版/定価1000円/程度C 帯無
売価800円

結婚はすべてか、なんて問われても、すべてのはずないじゃん、と答えますよね、大抵は。
でもこの本は、そんなことは問うていないのです。ほとんどの人が、自分の行動は自分で考えて、自分で決めているように思っているけど、決してそうではないことが、分かるための本とでも、いいましょうか。そう選択するように、社会的に押し着せられている、ことが分かるための本!
 12.5p×17.5p、193p


●結婚してみたくなる本---「幸せのための徹底アドバイス」 ke-7
滝沢悦子著/PHP研究所/1988年2刷/定価980円/程度B 帯有
売価800円

著者は、アルトマン研究所副所長さん。たくさんの結婚形態をみてこられた結婚のパイオニア?
隣の芝生は青いのよ、ね。結婚すればよかった、いや、しなきゃよかった、子どもなんか産まなきゃよかった、いや、女お子が欲しかった、などなど。2回も結婚した店主には、いわれたくないと皆はぼやくが・・・。どっちにしても、自分の決めた道、突っ走るしかないでしょ。
 13.5p×19p、198p ソフトカバー

●結婚ってどうよ!?---最後までゆずれないのは、「愛」か「安定」か? ke-8
岡田斗司夫+渡辺由美子著/青春出版社/2003年初版/定価1470円/程度A 帯有
売価1000円

結婚前に読む一押しの本です。欲張りすぎるから、結婚生活に不満を抱えることになる。ということを、男性である著者が、熱く語る。
「結婚の焦り、シングルの不安を解決する劇的カウンセリング」と表紙にあるように、心理学もかくやと思うほど的をついた結婚に至らない理由が開陳される。
 13p×19p、336p ソフトカバー


●女は結婚すべきではない---選択の時代の新シングル感覚 ke-9
シンシア・S・スミス著/中央公論社/1996年初版/定価1750円/程度C 帯無
売価900円

本を選ぶ時に、題名はとても大事です。そして、題名と中身がそぐわない本があります。勿論中身がづーつと良いのです。題名で損しているなぁと思うのです。現代は、「Why women should't marry.」です。
自分でシングルを選んで生きていっていいのよ、という強いメッセージをくれる本です。
 14p×19.5p、278p


●大結婚 ke-10
監修清水ちなみ/扶桑社/1996年5刷/定価1200円/程度B 帯有
売価800円

清水ちなみの大○○シリーズの結婚篇。各自の結婚観を、22歳から42歳までの年齢別に並べてあります。事実は小説より奇なりで、すごーいと思いながら読んでしまいました。13p×19.5p、281p

●結婚恐怖 ke-11
小林信彦著/新潮社/1997年初版/定価1260円/程度B 帯有 ソフトカバー
売価600円

この本は、小説でした。
題名だけをみて、結婚についてのなんたるかを書いてある本のコーナーに置いていたのでした。で、てっきりその手の本だと思い読み出した。心理を書いてある本も、事実を小説風に書いてあるものも多いので、ついつい読んでしまった。
もてないわけではない、良いところの坊ちゃんが、結婚に踏み出せないわけは?
 13.5p×19p、249p ソフトカバー


●人はなぜ結婚するのか ke-12
小浜逸郎著/草思社/1992年初版/定価1300円/程度A 帯無
売価800円

著者が伝えたいことは、つきつめて言えば、結婚生活の中での「心もよう」にかかわることだと言っています。結婚という生活の形態が、私たちの「心もよう」をざわつかせ、波打たせ、ときには曇らせ、そしてさまざまな感慨のほうへ私たちを連れて行く、その起伏の歴史のようなものについて伝えるとあります。また、あとがきで「結婚て、○○みたいまものだね」の○○を探して、この本を書いたけど、未だに探し続けていると書いています。筆舌鋭い著者が、こう書くぐらいですから、「結婚」って難しいのかもしれませんね。 12p×18p、229p


今なぜ結婚なのか ke-13
氏原寛・伊藤良子・川戸圓著/鳥影社刊・星雲社発売/1992年初版/定価1700円/程度B 帯有
売価1000円

「心の専門家が贈る、未婚者、非婚者、既婚者、離婚者、そして男も女も、自分の生き方の中でどう「結婚」を捉えていくべきなのか」 と帯にある。11人の執筆者が、それぞれの臨床の現場で体得されてきたものを思いをこめて書いておられ、読み応えのある女性の生き方そのものにも関係する「結婚」の話になっている。 13.5p×19.5p、229p


●結婚には覚悟がいる ke-14
田中澄江著/PHP/1993年初版/定価1200円/程度B 帯有
売価800円

明治生まれの著者が書いた結婚の話。一度結婚したら、軽々しく離婚なんかするなともいう。そうだよなぁ、その通りと思う。一生連れ添って、死ぬ時に、手を握って、まあまあの人生だったね、と言い合えるようになりたいものです。が、それには、其々の忍耐が、試されるのですよね。でも、結婚前のこの本は読んどいて損はないと思いますよ、若い皆さん。
13p×19p、235p


●結婚まで ke-15
アーウィン・ショー他著/青弓社/1992年初版/定価2060円/程度B 帯有
売価800円

男の気持ち・・・。女の気持・・・。恋愛、結婚、夢の新婚生活、おだやかな団らん・・・そして。都会に生きる男女のこころの透き間に咲いた愛憎の風景を淡々と紡ぎあげる結婚譚13篇(帯より)。 13.5p×19.5p、223p


●ノーモア・マリッジ---一夫一婦制がついた嘘 ke-16
吉村作治著/情報センター出版局/1992年初版/定価1200円/程度C 帯有 線引有
売価800円

後輩が結婚の報告に来ても、「おめでとう」という言葉が精いっぱいで後が続かないという。仕方がない、おめでたいと思っていないのだからと。優秀な研究者の行く末を案じ、嘆いていることもあるのだそうな。こいつ、この先、奈落の底に落ちてゆくつもりなのか、いったいどうするんだと。吉村先生も、若気の至りで、エジプト女性と結婚をし、苦労をされたのらしい。
 12p×18.5p、221p


●結婚と家族---新しい関係に向けて ke-17
福島瑞穂著/岩波新書/1997年15刷/定価661円/程度B 帯無
売価400円

今は、社民党の党首であられる著者の20年弱前のもの。夫婦別姓も率先して実行していらした新進気鋭の弁護士さんであった。夫婦関係、親子関係の変化を戸籍やお墓のことなどに絡めながら、実務としての結婚制度のことを書いてあり、さけては通れない問題がより分かるように書かれている。
 11p×17.5p、220p


●結婚したい男たちへ ke-18
毎日新聞社生活家庭部取材班編著/三一新書/1992年初版/定価750円/程度B 帯有
売価400円

好きな女性に声が掛けられないので、代行行に頼む。花婿学校が流行る。女性たちが強くなった?いや、違うだろう。男性は、格好つけたがりやなのだろう。振られるのがいや、断られるのが怖い、傷つきたくない、だから、仲介をお金を出しても頼む。もっと、責任の持てるちゃんとした男になれー。というところから、この本は書かれています。
 11p×17.5p、252p


●結婚の生態 ke19
石川達三著/新潮社/昭和51年6刷/定価900円/程度C 帯有、小口経年やけ
売価2000円

結婚の生態は、昭和13年に書かれている。1938年だから、今から、70年も前に書かれたものである。それにしては、若い男性の結婚に対する考え方や、女性への接し方に現代と比較しても、そう大きな違いがないことに驚く。結婚に理想を求めていても、現実では違うということを、作者の心理をそのままに、映し出すように書かれている。
13.5p×19.5p、381p ソフトカバー

●婚姻---過去と現在  ke-20
B・マリウスキー/R・ブリフォールト著/社会思想社/昭和48年2刷/定価800円/程度C 帯無、小口経年やけ
売価1500円

1920年代にすでに、欧米では、「婚姻の危機」、「家族の死滅」ということが世間の注目を集めていたのだという。それは、共産主義がもたらした悪弊であるというわけです。結婚に宗教的な意味も法的な意味もなくして、結婚当事者の自由な意思のみで決められて良いとされたからだという。いやぁ、男性学者の考えが如実に出ていて、面白い読み物になっています。 
13.5p×19.5p、212p

●婚約したけれど  ke-21
スーザン・フィナモア著/新潮社/2002年初版/定価1470円/程度B 帯無、
売価800円

女が結婚するのは、何のため?死ぬまで一人でいたって悪くはないだろうに。でも、しかし、男に「結婚してくれ」といわせて、ひそかに、ほくそ笑む。結婚しちゃえばこちらのもの・・・。もう、結婚していない女なんて、ひさめな立場とはおさらば。だからって、何?帯にも書いてあるじゃないさ。結婚してよかったことは、結婚すべきかどうか悩まなくてよくなったことって。それだけのために結婚するのかー? 
13p×19p、254p ソフトカバー

●結婚愛  ke-22
マリー・ストープス著/社会思想研究会出版部/昭和36年13刷/定価80円/程度C 裸本、文庫
売価1000円

著者のストーブス女子は、1880年にイギリスで生まれている。イギリスの著名な古生植物学者だという。結婚は性生活がうまくいかないと続かないと。本当の性の喜びというものは、深い愛情と思いやりの中でなければ開花しないものであると。 
10.5p×15p、176p 

●イマイチくんがやってきた---平成お見合い白書  ke-23
花ムコさがし隊編/文藝春秋/1995年初版/定価1100円/程度B
売価700円

結婚を考えるすべての人に。知ってるようで誰も知らない、最先端のお見合い現場。結婚情報サービスに、ホントに結婚したい3人の女性が入会した。
体験して初めて分かった結婚の難しさと、男の人の不思議。(帯から)  
13p×19p、237p 

●この人と結婚するために---恋の始まりからプロポーズまで、相手の気持ちを離さない愛のルール  ke-24
ジョン・グレイ著/三笠書房/1998年8刷/定価1200円/程度A
売価700円

うまくいく恋には、必ず何かがある---理想の人に出会うまで、紆余曲折はつきものです---◆男性の「愛してる」は「結婚したい」とは限らない◆男の「罪悪感」と女の「被害者意識」◆なぜ男は電話をしないのか、なぜ女は電話を待ってしまうのか、などなど(帯から) 一読してから夫選びをしてもよいかも。  
13p×19p、270p