加齢・介護・医学・福祉
               
ジャンル 整理番号 書名 著者・訳者 出版社 刊行年・版・定価 価格(円) 程度
04090001 ぼくが医者をやめた理由 永井明 平凡社 1989・初  1340円 600 程度A帯
●病気はストレスと大いに関係があるということを実証しながら、患者が何を求めているかを真摯に考えていくと、医者をやめることになるのだろうか。
04090002 老人体験レポートぼくに老後がくる前に 永井明 飛鳥新社 1999・初  1400円 700 程度A帯
●医者をやめた著者が、おばあさんに扮装して町へ。お年よりは構ってもらえないから、ちょっとの親切が嬉しい。けど逆にひがむこともあるなぁと思いながら。
04090003 私は3年間老人だった 変装 パット・ムーア 木村治美訳 朝日新聞社 1988・初  1200円 600 C持主署名有
●人は「その時」になってみないとわからないものらしい。26歳の著者の3年間の体験。社会全体にある、「老人」はこうあるべきという認識が人々を苦しめている。
04090004 体験ルポ         世界の高齢者福祉 山井和則 岩波新書 1990・初  580円 500 程度C
●日本各地の老人ホームでヘルパー体験後、英・米・スウェーデンなどで、高齢者施設に住み込んだ29歳の著者の体験レポート。(表紙から)
04090005 高齢社会の法律相談 老後を生きる知恵 21世紀の老後を考える法律家の会 丸善ライブラリー 平成11・初 798円 500 程度A
●家制度の崩壊。子供を手塩にかけて育てても老親はたらい回し。相続財産だけは平等に欲しいと子供ら。自分の老後はしっかり自分で考えよう。
04090006 あなたの「老い」をだれがみる 21世紀の老後を考える法律家の会 朝日文庫 1990・初  580円 500 程度C
●寝たきり老人のオムツ交換を体験しながら、日本の高齢者対策の立ち遅れをルポ。「老人そしるな行く道じゃもの」という言葉がありましたっけ。
04090007 老親を棄てられますか 門野晴子 講談社文庫 1997・初  543円 300 程度C
●殺したいほど憎んでいた舅、夫と離婚しやっと解放。と思ったのも束の間、舅が転がり込んできて住みついた!(裏表紙より)
04090008 あなたの親が倒れたとき 野木裕子 新潮文庫 平成7・初  480円 300 程度B
●ある日突然、親が倒れた! 愛や善意では乗り切れない高齢社会の宿題を皆で考える。(帯より)
04090009 老いてなお我が家で暮らす 沖藤典子 新潮文庫 平成9・初 476円 300 程度C
●ホームヘルパー最新事情(副題)高齢者が住みなれた家を離れずに、一人で住み続けていくには、ホームヘルパーの手なくしては成り立たない現状を描く。
04090010 老いの泉(上) ベティ・フリーダン 西村書店 1995・初 2500円 1250 程度B
●1960年代に性別役割分業に浸りきって、うつうつとしている女性たちに「得体の知れない悩み」という名前を与えた著者の「老いというもの」への取り組み
04090011 老いの泉(下) ベティ・フリーダン 西村書店 1995・初 2500円 1250 程度B
●なぜ「私たち」の老いと言わないのか。皆「あの人たち」の老いについてを語っている。従来の男性たちが取り決めた尺度で「老い」が測れるのか。
04090012 「死の医学」への序章 柳田邦男 新潮社 1992・26刷1200円 600 程度C
●死ぬ時が分からないから、人は「そのとき」が未来永劫の先にあるものと錯覚をしながら生きているに違いない。
04090013 それでもがん検診うけますか 近藤誠 ネスコ/文芸春秋 1994・5刷1500円 700 程度C
●専門医が教える本当の話(副題)とあるように、嫌な思いをするだけの検診は無駄とある。うん、検診なんぞは税金の無駄遣い?
04090014 患者よ、がんと闘うな 近藤誠 文芸春秋 1996・10刷1400円 700 程度B
●手術は無用!抗がん剤治療の90%は無意味!がん検診は無駄!と帯は言う。「がんもどき」と「ほんもんのがん」を見間違うなと
04090015 なぜ、ぼくはがん治療医になったのか 近藤誠 新潮社 1998・初 1470円 700 程度B
●がんは切らないでも直るものは直るし、切っても直らないものは直らない。はっきりいってくれるこういう先生にかかりたいものである
04090016 ぼくの命を救ってくれなかった友へ エルヴェ・ギベール 集英社 1992・初 1600円 800 程度B
●ボクは3ヶ月間エイズだった、と言う。死ぬ病気だったのに、何故か生きていて・・・。
04090017 天使のいない街 エリザベス・グレイザー 共同通信社 1993・初2000円 800 程度C
●出産時の輸血に含まれていたエイズウイルスが、母親と子供の身体を蝕んでいく。涙の日々を乗り越え、エイズとの闘いに立ち上がった。(帯から)
04090018 新しい治療と生活ガイド    更年期障害 堀口雅子 小学館 1996・初1600円 800 程度A
●最新のホルモン補充療法から、女性成人病の予防、若々しさを保つ食事・運動・美容法まで(帯から)
04090019 安楽死の方法 デレック・ハンフリー 徳間書店 1992・初1500円 700 程度C
●安楽死は古くて新しい問題。人は、自分の命の長さを自分で決められるものだろうか。苦痛なく死ぬ権利を求めてと帯にはあるのだが・・。
04090020 「10人に一人の病」の黙示録   糖尿列島 鴨志田恵一 情報センター出版局 1992・8刷1200円 500 程度C
●わずかな食い物で野や山を駆け回れるような節約分子を持っている日本人が、欧米の食生活を取り入れた結果が糖尿病のオンパレイド
04090021 老人力 赤瀬川原平 筑摩書房 1999・9刷1575円 700 程度C
●「ほら、えーと、あのときのあれ、ね」などというのを老人力がついたと路上観察学会では言う。老人力をばかにしてはいけない。「力を抜け」というではないか。
04090022 いきいき老青春 田村総 学研 1990 初 1300円 700 程度C帯
●激動の時代を中国に賭けて自由奔放に生きた女の軌跡、大型新人78歳。フェミナ賞受賞(帯から)
04090023 「終のすみか」は有料老人ホーム 滝上宗次郎 講談社 2000・6刷1680円 800 程度A
●銀行マンから有料老人ホームの社長へ。お世話を良くすればするほど入居者は長生きする?でも、この著者のやっているホームへの入居者は幸せそう。
04090024 長い命のために 早瀬圭一 新潮社版 1981・2刷950円 500 程度C
●著者自身も、ご母堂を老人ホームに入居させた経験があり、高齢者へ向ける目は暖かい。介護保険のある今も、介護は妻、嫁、娘が主体なのか。
04090025 人はなぜボケるのか 早瀬圭一 新潮社 1994 初 1500円 700 程度C
●度忘れ、物忘れ、かんちがい・・・。どこからが”病気”?ボケの症状は?アルツハイマー性痴呆とは?「長い命のために」の著者が再度取り組む「老い」(帯から)
04090026 黄落 佐江衆一 新潮社版 1997・27刷1470円 700 程度B
●ドゥマゴ文学賞受賞 父92歳、母87歳。老親を身近に引き取って12年、壮絶な介護と試練の日々。高齢の親を介護する夫婦の苦悩を描く長編小説。(帯)
04090027 「終のすみか」は有料老人ホーム 滝上宗次郎 講談社 2000・6刷1680円 800 程度A
●銀行マンから有料老人ホームの社長へ。お世話を良くすればするほど入居者は長生きする?でも、この著者のやっているホームへの入居者は幸せそう。
エッセイ 04090028 診断されないカルテあるソーシャルワーカーの記録 臼田美智子 山水社 1986・1刷1200円 1000 程度B
●慶應病院のソーシャルワーカー.病院の仕事がどんなに大変かがよくわかる.守備範囲が広い.
エッセイ 04090029 福祉に生きる体当たりケースワーカーの記録 宮下順子 ミネルヴァ書房 昭和51・1刷980円 1000 程度B
白昼の児童相談所で突然刺された筆者.犯人は自分の受持ちケースの父親・・・
エッセイ 04090030 神様がくれたHIV 北山翔子 紀伊國屋書店 2000・2刷1680円 800 程度B
●保健婦の著者が、仕事先のタンザニアで恋愛し、HIVに感染.同僚の言った「神様はその人が乗り越えられるだけの苦労をお与えになるのよ」から表題がついたもの。
エッセイ 04090031 閉じられた履歴書新宿・性を売る女たちの30年 兼松左知子 朝日新聞社 1989・7刷1030円 800 程度B
●長年新宿区の婦人相談員として勤務.ソ連軍から連れて行かれる女性たちの慟哭が耳から離れず、帰国後、人間の性と社会福祉を学び、弱い立場の女性の側に立つ仕事を選ばせたんだと、あとがきにある.
ノンフィクション 04090032 誰も書かなかった生活保護  尾藤廣喜・秀雄・中川健太朗編著 法律文化社 1992・2刷1957円 1000 程度C
●社会福祉の再生に向けて(副題)
ノンフィクション 04090033 からたちの小さな刺  私の体験的福祉論 島崎光正 日本基督キリスト教団出版局 1979・初版1600円 800 程度C
ノンフィクション 04090034 ある実践家の歩み 中村健二著 ドメス出版 1981・2刷1300円 700 程度A
●実践記録・生きる「精神薄弱」別巻
ノンフィクション 04090035 母親と家族 中村健二編 ドメス出版 1989・5刷1545円 700 程度A
●実践記録・生きる「精神薄弱」1
ノンフィクション 04090036 エイズを診る 都立駒込病院エイズ診療班医師団 朝日新聞社 1987・初版980円 1000 程度B
●臨床現場からの緊急報告と提言(副題)・・・無知なるゆえに死ぬことなかれ、日本で最初のエイズ専門外来の医師団が、初めて明らかにする日本のエイズの現状と問題点
エッセイ 04090037 孤独を生ききる  瀬戸内寂聴著 光文社 1991年3刷定価850円 売価600円 程度B線引
●「人間は生れて死ぬまで孤独な動物だというのが、七十年生きてきた私のゆるがない感想です。」のっけからこう書いてある。人生の孤独さをどう捉え、どう生き抜くか。八十歳を超えた著者の言葉には重みが。
エッセイ 04090038 老いの道づれ--二人で歩いた五十年  沢村貞子著 岩波書店 1996年11刷定価1300円 売価700円 程度A
●「老いの楽しみ」のあとにやがて別れが・・・先に逝ってしまったあなた・・・でもさよならは言わない「ありがとう」。誠実に生きてきた夫婦の涙と笑いの道のりを回想する。(帯から)
ノンフィクション 04090039  老い・上 シモーヌ・ド・ボヴォワール著 人文書院 1986年19刷定価1800円 売価1000円 程度B
●「老い」なんて言葉は辞書から削除して、若者が少し年を取っただけと言おう、詭弁を弄すよりも、人間は誰でも年を取って老いていくのだから、ちゃんと現実を見ようとという著者の叫び。
エッセイ 04090040 こんなふうに死にたい  佐藤愛子著 新潮社 1987年初版定価800円 売価800円 程度A
●死についての8篇の短編集。歯切れの良い口調で死について語る。誰でも死ななきゃいけないなかで、死を考えることは、私がなぜ私であるかを考えることだという。
ノンフィクション 04090041 あっ死んじゃった!  デビット・P・ジョーンズ著 飛鳥新社 平成4年初版定価1100円 売価600円 売切れ
●誰かが死んだ。他人の死を笑っちゃいけないけど、どうしてもニヤリとしたくなる事故や事件を142件集めてある。
ノンフィクション 04090042 心ゆくまで死を愉しむ本  斎藤茂太監修津田太愚構成 フットワーク出版 1992年初版定価1350円 売価700円 程度B
●あの世にいって帰ってきた人は、いないであろうに、行って帰ってきた如くに書いてある。死もまた愉しい?
ノンフィクション 04090043 死ぬまでになすべきこと  式田和子著 主婦の友社 平成5年17刷定価1300円 売価900円 程度B
●「みんなで老ゆれば怖くない」をモットーにしている「暮らしの研究」の会員の方の具体的な死ぬ前の知恵。「たくさん洋服を残しても迷惑なだけ」なんて項をみると、私も気をつけなくちゃーと・・・。
往復書簡 04090044 人間を超えて--移動と着地  上野千鶴子・中村雄二郎著 青戸社 1989年初版定価1700円 売価900円 程度B
●年齢差・性差の浸潤する社会の中で、人はどう行き、どのように「老い」を迎えるべきか。この重層的な課題を、フェミニズムやポストモダンの問題を射程に入れ、お互いの年齢や性を拠りどころに奔放に論を重ねたラディカルな往復書簡(帯から)
ノンフィクション 04090045  41歳寿命説--死神が快楽社会を抱きしめ出した 西丸震哉著 情報センター 1990年28刷定価910円 売価500円 程度B
●粗食に耐え、生き延びてきた人類が、豊富な食べ物に振り回され、自ら寿命を縮めているという。長生きするだけが能じゃないとはいえ、そうあからさまに、40歳で寿命だなんて・・・!
ノンフィクション 04090046 自殺って言えなかった  自死遺児編集委員会・あしなが育英会編著 サンマーク出版 2002年8刷定価1365円 売価700円 程度B
●親に自殺をされた子どもたちは、二重に傷ついている。親がいなくなったこと、それと、その死が悪いことのように思わされていること。自分が悪いのだと責めている子もいる。世間に言えたことで、心が晴れるなら・・・。
ノンフィクション 04090047 完全自殺マニュアル  鶴見済著 太田出版 1994年39版定価1200円 売価700円 程度B
●人の命は地球より重いなんてことはない・・・などと、書きながら、この本は、死ぬのを少しだけ先延ばしにして、生きていこうか、と言っているように思える。
エッセイ 04090048 美しき少年の理由なき自殺  藤井誠二・宮台真司著 メディアファクトリー 平成11年初版定価1365円 売価700円 程度B
●宮台真司に心酔した青年が、死んだ。「世の中、無意味だ」と言いながら、生きている人と死ぬ人の違いは、「確かに無意味だ、でもそこそこ楽しい」と考えるか、「そこそこ楽しい、でも無意味」と考えるかに寄る、と。
マンガ 04090049 致死量ドーリス  楠本まき著 祥伝社 1998年5刷定価979円 売価600円 程度B
●画学生で美少女の蜜。彼女の生き方の話なんだろうか、このマンガは?
04090050 よい病院とはなにか  関川夏央著 小学館  1992年初版定価1600円 売価800円 程度B
04090051 ボケは40歳から始まる 品川嘉也著   ゴマブックス 昭和59年初版定価730円  売価500円   程度C
04090052 医心方房内--現代語完訳  伊沢凡人解説監修ほか  芳賀書店  昭和46年9版定価680円  売価1500円  程度C 
04090053 身近な医学--医学は何を解決できるか  W・バラノウスキー著  講談社  昭和53年初版定価900円  売価1000円  程度C放出品 
04090054 今からわかるボケる人ボケない人  フレディ松川著  集英社文庫  1997年13刷定価390円  売価500円  程度C 
04090055 クスリになる食べ物事典  池上保子監修  ナツメ社  2000年初版定価1533円  売価1000円  程度A 
気功 04090056 気功法入門--一人で、いつでも、どこでも出来る心身鍛錬法  梁景蓮著  日本文芸社  平成元年初版定価980円  売価800円  程度C 
ヨーガ 04090057 写真でわかる完全なるヨーガ  佐伯和彦著  新星出版社  1981年初版定価880円   売価1000円 売切れ 
04090058 るいチベット医学--病気をだまして生きていく 弥太郎 情報センター 1988年初版定価910円 売価700円 程度B
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