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古物商許可
神奈川公安委員会
第452560002960号
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「家族」の範囲はどこまで? 犬は家族? 猫は? 自分の母は家族でしょうよ! では、結婚相手の両親を家族と呼ぶか? どこが壊れると、家族の崩壊というのか? 家族が崩壊して困るのは誰か?などなど、家族をめぐる謎は大きくて深い。
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●家族の崩壊 ka-1
我妻洋著/文藝春秋/1985年初版/定価1300円/程度C 帯無
売価700円
アメリカが風邪をひくと、日本も風邪をひくと長いこと言われていた。アメリカの歩んできた道を、日本は追随しているというわけだ。男女の関係もそうなるといわれてきた。しかし、著者は、20年近くもアメリカに住んでいた経験から、彼の地と日本との社会的歴史的な差を踏まえて論じないと、間違えるという。家族が変わるといっても、日本的な変わり方をするはずであるというのだ。 13.5p×19.5p、275p
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●家族が壊れるとき ka-2
福島章著/小学館/1999年初版/定価1680円/程度C
売価1000円
財産欲しさに両親を殺した女子大生---。気鋭の精神科医が事件の深層を穿つ。
親は子どもに命を与える。生まれてからも、母親は父を与え、抱き、優しく養い育てる。・・・親が子どもになすべきことは一方的に「与える」だけであって、「奪ったり」「支配したり」することではない。奪えばそれは外傷となり、支配を続けようとすれば、反抗や親殺しを招く。・・・・(帯から) 13p×19p、222p |
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●家族収容所 ka-3
信田さよ子著/講談社/2003年2刷/定価1680円/程度A
売価800円
ロマンチックラブ・イデオロギーとは、愛と性と結婚の三位一体をもって女性の人生の幸せとする考え方。女性だけがその信望者であるところに、その特徴がある。そのロマンチックラブ・イデオロギー幻想が愛という名の強制収容所を生んでいるとと著者は言う。もっと自分自身のことを考えないと、家庭内暴力、子ども虐待、ひきこもり、など、子どもを巻き込んでの問題が待ち構えているよー、と。 13.5p×19.5p、264p |
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●家族漂流記---母が紡ぐ物語 ka-4
西山明著/共同通信社/1999年初版/定価1575円/程度C
売価800円
自分の幼児期に受けた傷を何とか消したり、やり直したくて、結婚を夢見る。今度こそ、ちゃんとした家族が持てる。愛し合える家族ができる。そう思うのだが、現実はそうことはうまく運ばない。自分が母や父から受けてきたことを、夫や子供たちにぶつけてしまう。夫だとて、幼児期のやり直しを妻に求めている。どうしたら良いの? 自分の子どもを虐待し続ける、母たちの悲痛な叫びが綴られている。 13.5p×19.5p、264p |
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●漂流家族---子育て虐待の深層 ka-5
信濃毎日新聞社編/河出書房新社/2000年初版/定価1680円/帯無、程度B
売価800円
親から虐待されたり、死に追いやられる子どもたちの家族を取材する中で、それぞれの事件についての直接の原因や事情は各々あるだろうが、それだけでは、こうした事件が増えていることの説明が十分ではないようだと感じた新聞記者の渾身のルポ。もっと大きな社会的な要因があり、それに家族ともどもが押しつぶされ、追い詰められていっているのではないだろうかとの視点を持ち、虐待や心を病んでいる子どもたちを取材したルポルタージュです。 13.5p×19.5p、264p |
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●家族という名の幻想 ka-6
秋山さと子著/PHP/1990年初版/定価1000円/程度B
売価800円
親子というものは、つねに対決して、その対決の中から子どもが育っていくし、親もまた人間的に成長していくのです。
対決の中で、お互いに心理的に親殺し、子殺しをしているのです。だからこそ、昔からお伽話や童話の中で、親殺し、子殺しのテーマが繰り返し登場してくるのです。(裏表紙から) 13.5p×19p、237p ソフトカバー |
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●家族の起源---父性の登場 ka-7
山極寿一著/東京大学出版会/1994年初版/定価2266円/程度B
売価1100円
家族って何なんだと考えるとき、霊長類から辿って迫ったもの。大昔は、食べて生きていくことが先決問題だった。どうやって食べ物を探すか。次に、子孫を残さなきゃいけない。これは、滅びたくない、本能であろう。性が女の妊娠だけを目的とされている動物の世界を見れば歴然としている。そこに、「愛」というものをひきこんだのは、人類の何を目論む戦略だったのか。
15.5p×21.5p、185p |
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●アメリカの家族・日本の家族 ka-8
増田光吉著/NHKブックス/昭和50年17刷/定価500円/程度C
売価1000円
日本は敗戦後アメリカへ右へならへをしてきた。そうやって、既に60年以上がたつ。独立独歩で、開拓精神に富んでなきゃやってこれなかった米国の社会の中で存在する家族と、農耕民族の中で、皆で同じことをしなくては、存続も難しかった日本の家族を同じ規範で括るのは無理なことではないか、ということから、日米の家族の在り方の比較を論じてあるもの。
13p×18p、201p |
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●日本の家族はどう変わったのか ka-9
ニッセイ基礎研究所著/NHK出版/1994年初版/定価1500円/程度C
売価1000円
第二次大戦を境にして、日本は大きく変わったといわれている。単一民族で農耕社会だった戦前の家族関係と、資本主義体制になり、職住が近接していない都市での、俸給生活とは、自ずから、様々な部分が変わったことは、違いない。しかし、変わった変わったといっても、どこがどう変わったのか、生活レベルから、精神構造の変化まで、写真やグラフをふんだんに使って論じてあり、この5〜60年の歴史が分かるようになっている。 13.5p×19.5p、302p |
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●家族をめぐる疑問---固定観念への挑戦 ka-10
ダイアナ・ギティンス著/新曜社/1990年初版/定価2472円/程度C
売価1300円
家族って何か、というたった一つの問いかけにしても、論者によっても、社会体制によっても、時代によっても大きく変わってきている。例を子どもの働くことにとってみるとよくわかる。18世紀まで、子どもも働くのは当然であった。しかし、労働力が増えたのか、要らなくなったかして、子どもは、働かなくてもよいことになってきた。固定観念に疑問を感じることで、女性たちの生き方への変化ももたらしてきていると思われる。 13p×19p、310p |
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●家族の現状---シリーズ<女性と心理> ka-11
河野貴代美編/新水社/1998年初版/定価1890円/程度A
売価900円
<家庭内(性)暴力><母と娘の関係><アルコール・薬物依存><渡老期の夫婦の問題><問題を持つ子どもの父親><家族援助> それぞれの専門家が、家族の問題と現状を浮き彫りにする。 13p×19p、234p ソフトカバー |
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●女性と家族---近代化の実像 20世紀の日本8 ka-12
篠塚英子著/読売新聞社/1995年初版/定価2000円/程度B
売価1000円
戦後50年、女性は本当に解放されたか。
日本史の教科書に登場する女性は、明治の近代化以降でさえ、わずかに数人。戦後の民主化、男女平等の実現で、高い教育を受けた女性が増えたのに、その多くが専業主婦になってしまったの、はなぜか。
女性の視点から、男性がふだん気づかない実態を明らかにしてゆく。(帯から) 13.5p×19.5p、302p |
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●家族を「する」家---「幸せそうに見える家」と「幸せな家」 ka-13
藤原智美著/プレジデント社/2000年初版/定価1575円/程度B
売価800円
家族ってどうやったら、作れるのか。そもそも、理想の家族なんてあるのか。家を造れば家族がバラバラにならないのか。
昔は、家族はそこにあって、自明のものだった。父がいて母がいて、兄弟がいて、犬と猫と、鶏もいて。しかし、今、簡単に家族を辞められるらしい。子供たちは、携帯を持って、自分の部屋から出てこない。夕食もバラバラ。
今、家族は意識して「家族をする」時代に入ったのではないかと、疑問を呈する。 13.5p×19.5p、302p
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●家庭と女性---つくられたマイホームからの脱出 ka-14
藤井治枝編著/現代婦人問題研究会刊/1983年4刷/定価1300円/程度C
売価1000円
ゴム紐の自由とは、夫の理解と夫の経済力によって家族が困らない保証があり、介護する親などもいない、そう恵まれた環境の中の自由にすぎない、というもの。女性が、一度家庭に入って、仕事をやめると、再就職のときには、相当なハンデが待ち受けている。それを考えると、おいそれと離婚なんかはできないのが現実というもの。さあ、女性の自立はどうすれば、達成できるのか。 13.5p×19.5p、278p |
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●さよなら家族 ka-15
石坂啓著/イースト・プレス/1994年2刷/定価980円/程度C
売価600円
家族をテーマにした短編の漫画です。今はボケている母との戦争時の悲しい思い出。一つの缶詰を抱いて寝た弟は翌日の空襲で死んだ。しっかり手を離さないでと言れていたのに、手を放してしまった僕。母は、一度も僕を責めなかった。「夢の缶詰」 13p×19p、262p |
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●家族、私有財産および国家の起源 ka-16
フリードリヒ・エンゲルス著/大月書店、国民文庫/1981年41刷/定価350円/程度悪し、書き込み有
売価1000円
学生時代に、マルクスの資本論が読めずに、ほうりだしたのと同じ感覚です。一字一句しっかり読めば分かるのでしょうが、難しい。 260p 文庫 |
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●家族とは何か ka-17
青井和夫著/講談社現代新書/昭和52年4刷/定価390円/程度C 線引有
売価1000円
家族の定義は難しい。中国は、同居・同財・炊事というのを、家族の条件としているという。血縁・食事・住居・経済の4つをメルクマールにしている学者もいるという。家族は、われわれの生活の原点であり、もっとも根源的な社会集団である、とこの著者は言っている。さぁ、家族って何なんでしょうねぇ。各自が考えてもよいかもしれません。 203p 新書 |
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●家族制度---淳風美俗を中心として ka-18
磯野誠一・磯野富士子著/岩波新書/1976年17刷/定価280円/程度C 線引有
売価400円
家族の定義は難しい。中国は、同居・同財・炊事というのを、家族の条件としているという。血縁・食事・住居・経済の4つをメルクマールにしている学者もいるという。家族は、われわれの生活の原点であり、もっとも根源的な社会集団である、とこの著者は言っている。さぁ、家族って何なんでしょうねぇ。 203p 新書 |
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●もう家には帰らない---さよなら日本一醜い親への手紙 ka-19
メディアワークス発行/主婦の友社/1998年初版/定価1155円/程度B
売価600円
親に、支配され操作され、自分の感情をどこかに置き忘れてきた子どもたちの悲痛な叫び満載の本です。これは、世の大人たちが読まねばならない本です。心ない大人の言葉にどれほど傷ついているのか、世の親は心すべきだと思います。
かくいう私も・・・。子どもでもあったのですが、親でもあったのです・・・。 13p×19p、250p ソフトカバー |
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●父性の復権 ka-20
林道義著/中公新書/1997年17版/定価733円/程度B
売価400円
父の役割は家族を統合し、理念を掲げ、文化を伝え、社会のルールを教えることにある。この役割が失われると子どもは判断の基準、行動の原理を身につける機会を逸してしまう。いじめや不登校が起こり、利己的な人間、無気力な人間が増えるのもこの延長線上にある。独善的な権威を持って君臨する家父長ではなく、健全な権威を備えた父が必要だ。父性の誕生とその役割を家族の発生と社会の形成との関係から検証し、父性の条件を探る。(見返しから)。 新書、235p |
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●ひきこもりの家族 ka-21
田中千穂子著/講談社α新書/2001年17版/定価735円/程度B
売価500円
筆者は、「ひきこもり」という現象は、その人と社会との関係をめぐる問題であり、その底流に「対話する関係」の喪失がある、つまり人と人との関係性の原点における障害ではないか、という。
ひきこもる若者は、関係の取り方を学んでいない、と?
新書、221p |
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●心をこめて家族の時間 ka-22
木村治美著/海竜社/昭和62年初版/定価1100円/程度C
売価600円
主婦をこなしながらの大学教授稼業、物書きも。そういう仕事をやるための工夫として、家つくりがあるらしい。応接間をちゃんととって、夫婦の寝室もしっかり取って、自分の書斎は要らない、とのこと。考え方がとても柔軟です。御夫君も大学教授、子どもたちも立派。申し分のないご家庭の在り方は、やはり著者の深い洞察に基づいているようです。 13.5p×19.5p、221p |
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●父親の研究 ka-23
木原武一著/新潮社版/1999年初版/定価1260円/程度C
売価600円
父親と子供との関係は千差万別です。娘だからと、雑巾がけからまき割まで教えた幸田露伴、3歳からギリシャ語を教えた父、父親から養育費を請求されたシートンなどなど・・・。
幸田露伴からカフカまで、古今東西6人の歴史に残る有名人の父と子の関係を読みほぐしていく。 13.5p×19.5p、221p ソフトカバー |
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●父原病---父性なき父親が、子どもを歪ませる ka-24
久徳重盛著/大和出版/1997年初版/定価1365円/程度B 帯無
売価600円
かって著者は「母原病=ボゲンビョウ」の言葉を流行らせた人。母親たちは、その言葉にいたく傷ついた。自責感の強い女たちは子育てを一人で背負い込んでいった。風邪をひかせたのも私が悪いから、と。でも、その子育て中の妻を支えるべき夫達は何処に行ったんだろう?という疑問が、この本で解けるかもしれない。 13p×19p、205p ソフトカバー |
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●文句があるなら自分でおやりッ!---私の家事物語 ka-25
沼野正子文・絵/草思社/1996年初版/定価1400円/程度C 帯無
売価700円
家事が趣味という人を私は、知らない。と言いながら、家事は嫌いだ、はっきりいって。でも、手を抜くとすぐに汚くなるし、カビも生える。うっかりすると、床にさえカビが生えることがある。一回掃除したら終わり、ではない。際限がない。あーあ、家事って何? という観点から書かれたエッセー。面白いし、身につまされる。 13.5p×19.5p、197p |
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